【医療英語】S大学病院での診察の様子

先週末S大学病院の救急センターに Mr. Garyが受診したときのことを 連日 ご紹介しています。


最初は 救急外来に受診しなければいけないとわかり 受け入れ先を探し手いるときのことをご紹介しました。

そして、S大学病院に受診をし 待合ホールで 看護師さんがバイタルチェックをしてくださったときのことをご紹介しました。

私たちは S大学病院のことを 否定的に思っているわけではありません。

スタッフのみなさんはとってもてきぱき動いていらっしゃいましたし しっかりしたシステムでしたし、思ったよりも 待たされた感じがしなくて 本当に助かりました。

今回S大学病院の救急センター受診の様子をご紹介しているのは 文句を言いたいからではありません。

私たちは 「外国人患者さんが 日本で 安心・安全に 医療ケアを受けられるように 外国人患者さん対応に困っている医療機関、医療関係者さんを一人でも減らそう!」とミッションを掲げています。

そこで 今回 S大学病院に受診させていただき S大学病院のみなさんも 結構 お困りのようだな、と感じたことを ご紹介しています。

同じようにお困りの人たちがたくさんいらっしゃるんだろうなあ・・・って思うからです。

Y先生との診察

今日は、診察に呼ばれてからのことをご紹介したいと思います。

受診したときの担当の先生は、Y先生でした。

とっても話しやすく、やさしい感じの若いお医者さんでした。


私たちの予想では Y先生は ある程度 英語が理解できる方だったと思いますが Mr. Garyとのやり取りの90%は 私を通して行われました。

Mr. Garyが わかるレベルの日本語での質問(「これ 痛い?」など)に対して Mr. Garyが首を振って 「痛くない」と答えたりすることもありましたが 治療方針や お薬についての相談なども すべて Y先生と私が 日本語で行いました。

私が Mr, Garyの病歴などを把握しているので 説明できるため 私が会話に入ったほうが 手っ取り早かったので それで よかったんだと思います。


今回は ステロイド剤を 点滴で入れてもらうことになりました。

待っている間も 続々と 体調不良で困っている患者さんたちが 救急センターを訪れていました。

救急車で 運ばれてきたお子さんや女性もいらっしゃいました。


Mr. Garyが診察を受けている間 看護師さんが 救急隊から受け入れられるかどうかのお電話を受けているようで その看護師さんは「日本語できるんですか?」と 聞いていました。

やっぱり 「日本語ができること」が 受診できる条件となっているようでした。


医療ケアをご提供するために 患者さんについての情報を正確に理解して 治療計画についてお伝えし 同意を得ることが必要なため、コミュニケーションが取れることが 医療ケアには 必須条件です。

そのため 医療関係者側がその患者さんとコミュニケーションが取れなければ 「医療ケアをご提供することができない」と判断するのも 当然です。

しょうがないのかもしれません。。。。

でも やっぱり あと1年半で 東京オリンピックが開催されてしまうのに このままで大丈夫でしょうか?

本当に 日本語の外国人が たっくさん日本に来て 誰も体調を崩さない、なんてことは 絶対にありえませんからね。

それなのに 多くの医療機関さんが 準備をされていらっしゃらないようで 心配です。

でも 激務で 長時間労働をこなしているお医者さんや看護師さんが 勤務終了後や勤務がお休みの日に 英会話レッスンに通うのは かなりハードルが高いと思います。

現在 私たちのところに レッスンに通ってきてくださっている医療関係者のみなさんは 相当意識の高い方々です。


おそらく「勤務中に 英会話の勉強ができればいいのに」と思っていらっしゃる医療関係者さんが多いのではないかなと思います。

多くの医療機関で接遇研修などがあると思いますが そのような感じで「外国人患者さん対応のための英会話研修」があるべきなのではないかなと私たちは思います。

外国人が こんなに増えている日本で 医療関係者の方にとって英会話を含めた外国人患者さん対応のスキルは 今の時代 必須のスキルだと思います。

冒頭にも書いたように 「外国人患者さんが 日本で 安心・安全に 医療ケアを受けられるように 外国人患者さん対応に困っている医療機関、医療関係者さんを一人でも減らそう!」とミッションを掲げています。


つまり 私たちは

外国人患者さんを日本語ができないから、と断らないでいただくために、

外国人患者さん対応時のストレスをできるだけ軽減していただくために、

外国人患者さんとスムーズなコミュニケーションをとっていただくために お手伝いをしているというわけです。


医療機関や薬局などの経営者の方かたのお問い合わせが 最近増えています。

ぜひ お手伝いさせてください。

Mr. Garyみたいな日本語が得意でない(または 全然できない)外国人が 医療ケアを断られることがないような社会にしたいのです。

Mr. Garyが 一人で 病院にかかっても しっかり問診をしてもらい 適切なケアを 安心して受けられるような社会にしたいのです。

喜んで 出張英会話レッスン等 お引き受けいたします!









Good英会話

代表:佐藤愛

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