【医療英語】若手医師のS先生「やっぱり学生のうちに英会話をやっておけばよかった」

若手医師のS先生は、総合病院のお医者さんです。

毎日忙しく業務をこなしていらっしゃる中で、

「最近、外国人の数が多くなってきた」

と 肌で感じていらっしゃるようでした。


「通常使う同意書は、英語になっているんですけれど、頻繁に使わないものは日本語の同意書しかないので、自分でたどたどしい英語で説明しています。
緊急の場合もあって、不安になります」

と 現状を教えてくださいました。

医療機関においてある説明・同意書は、もう 本当に 数知れないくらいあるので、それを全部 多言語化するのは大変ですよね。

通常使われるものが英訳されているだけ、だいぶ制度が整っている医療機関の印象を受けました。

S先生の周りのドクターの中には、「私は英語ができないから!」と宣言をしてしまい、外国人患者さんを診ようとしてくれない方もいらっしゃるようで、S先生は

「私も、そんなにできるほうじゃないけれど、全くできないというわけではないし・・・ 患者さんのためになると思って がんばっています」

とお話してくださいました。

がんばっています、という言い方をされたS先生・・・

すごく負担に感じているというわけではなさそうでしたが、少しストレスとはなっているようでした。

でも S先生のような方がいらっしゃるから、ギャリーのような日本語が得意でない外国人患者さんたちが 助かっているのですよね。

本当にありがたいです。

S先生は、海外旅行などが好きで、学生時代はよくヨーロッパなどに遊びに行っていたそうでしたが、

「やっぱり 学生時代に 英会話力をちゃんとつけておけばよかったなと 今では思います」

というご感想をいただきました。


英会話力は 学生のうちにつけておこう

S先生は、実習に来る学生さんたちに、英会話学習を進めていらっしゃるようです。


学生のうちに 英会話力をつけておくメリットは

・比較的、時間に余裕がある
・何でも若いときのほうが吸収がよい
・就職に絶対に有利

です。


診療で忙しいS先生は 毎週レッスンに通いたいけれど なかなか時間の調整が難しい状態ですが、学生さんは、授業やアルバイトという決まったスケジュールの中で、時間をつくることができます。

そして、若い頭のほうが、スムーズに情報を取り入れることができるものです。

もちろん、就職をするときに、「私は英会話が得意です」と言えたら、医療機関では、かなり光ります!

将来、お医者さんになってから留学をする方もいらっしゃいますから、事前に英会話を身につけておいて損はありません。

若いっていいですね。

これから外国人の人口が増えていくことは間違いありません。

つまり、英語ができるお医者さんが必要になることもわかっています。

医学生のみなさん、ぜひ 学生のうちに英会話力をつけておくようにしてくださいね。


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