【医療英会話】医療従事者が患者さんとの会話を理解しているべき
先日、Aさんが患者さんとのトラブルで、外国人患者さん対応係として責任を感じてしまっているということをご紹介しました。(こちらです)
お医者さんが、外国人患者さんと通訳者間の会話を理解していなかったため、トラブルが発生したときに、お医者さんが、一番最初に通訳者に「ちゃんと伝えたの?」と問いただしてしまいたくなることがあります。
医療行為を提供する医療従事者のお医者さんが、「何を言われていたか、わからないから・・・」というのは、問題ではないでしょうか。
以前から私が訴えていることですが、
医療従事者は、患者さんと通訳者の会話を理解していることがとても大事
です。
医療通訳者さんの育成が進んでおり、それもとっても大事なことです。
プロの参入は安心ですし ありがたいですね。
そういう通訳者さんたちのおかげで、外国人患者さんたちが受診を断られることが少なくなってくるんだと思います。
でも、あくまでも医療通訳者は、医療知識のある言語の得意な人たちというだけで、医療ケアを実際に提供するわけではありません。
医療ケアを実際に提供するのは、医療従事者さんですよね。
医療従事者さんたちが、英語や患者さんの母国語を得意としていないこともあると思います。
英会話が得意じゃないお医者さんもたくさんいらっしゃり、それはしょうがないと思います。
でも、私は、医療従事者さんたちに ぜひお願いしたいことがあるのです。
「患者さんとの会話を医療通訳者にすべて任せないでください」
全部、治療の説明を英語でできなくてもいいんですが、医療通訳者が説明していること、患者さんの投げかける質問を聞いて、理解だけはしていてください!
もし、何か会話の中で理解していないことがあったら、医療通訳者に質問をして、すべての事項が理解されている状態にしてください。
リスニング力なら、数ヶ月で養える!
そうは言っても、「でも 全然英語できないんです」「リスニング力がなくて わからないんです」という方がいらっしゃるのもわかります。
英語に苦手意識がある方なら、「外国人患者さん対応なんて本当はやりたくないのに」と感じていらっしゃるだろうと思います。
言語を学ぶ課程では、スピーキング力よりも、リスニング力が先に習得されます。
子供が、「言われていることはほぼわかる」けれど、「自分の言いたいことはあまり上手に表現でいない」のと同じことですね。
英会話が苦手な方でも、先に「言いたいことが上手にいえないけれど、言われていることはほぼわかる」レベルに達成し、そのあと「言いたいことが言えるようになってくる」という流れです。
つまり、絶対にリスニング力が先に養われるものなのです。
効率よくやれば、リスニング力は、数ヶ月で養えます!
もともと賢い医療従事者のみなさんであれば 絶対に大丈夫です。
医療通訳者さんに責任を負わせるわけに行かないのは、十分ご存知なはずです。
医療通訳者の協力を得ながら、患者さんとしっかりお話をしていただくために英語の耳を作りましょう!
安心・安全な医療ケアをご提供するために、大事なことですから!
個人レッスン、院内英会話研修お引き受けいたします
私たちは、外国人患者さんたちが日本の医療機関で安心・安全の医療ケアを受けられるように、そして 医療従事者さんたちができるだけストレスなく、外国人患者さん対応ができるようにお手伝いをしています。
まずは、医療機関全体がスタッフさんの英語のリスニング力をつけていただくことが重要です。
私たちは、日本人のAiと、アメリカ人英会話コーチのGaryのペアでレッスンや研修をしておりますので、英語が苦手な方でも安心です!
そして、同時に、通常使うご案内等を英語で言えるようになっていただけるようにツールの開発などにもご協力できます。
ぜひご相談ください。
Good英会話
講師:ギャリー・Ai
住所 145-0062 東京都大田区北千束1-23-7
電話:03-6316-8917
メール:aitsun0701@hotmail.com
アクセス:大岡山駅から徒歩4分(大岡山駅は渋谷駅から電車で15分、自由が丘駅から2駅、目黒駅から5分)
Good英会話では アメリカ人英会話コーチと日本人の講師がペアとなり、英語を使って目的を達成したい方に、日常英会話や医療英会話を対面式マンツーマン・プライベートレッスン形式でサポートしています。プチ留学プログラムなども充実しています。体験レッスンを随時受け付けています。ご相談ください。
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